今月の逸品

ただいま展示中の「今月の逸品」  2026年度企画展示「入門!多摩の遺跡たち」関連展示

調布市の逸品 先行公開!

近年中にガイダンス施設オープン予定!
京王線 布田駅から徒歩約10分の国史跡

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縄文土器 深鉢

縄文時代晩期(約2,900年前)

下布田遺跡(調布市布田)

今月の講演会にちなみ、国史跡下布田遺跡を代表する土器をお借りした。
口縁部を巡る横向きのY字(三叉文)が組み合わさった文様は、縄文時代晩期の特徴の一つ。
都内にはこの時期の遺跡が少ないことから、それだけでも貴重なのだが、別の土器が蓋をするようにかぶさって出土しているのが特に重要な点である。
東日本ではほぼ類例のない「合口土器棺墓」と考えられ、西日本との関係を窺う上でも貴重な資料なのだ。

遺跡からは、この他にも縄文人の精神性を示す手がかりが多く得られており、近年予定のガイダンス施設開館が待ち遠しい。
この土器も目玉のひとつとして、出土状況の復元展示も計画されているとのことだが、先ずは開館までの予習を兼ねて、じっくりご覧いただきたい。

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合口土器棺墓 出土状況写真(写真:調布市教育委員会提供)

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合口土器棺墓イメージ図(調布市教育委員会 2017 『東京都調布市 史跡下布田遺跡総括報告書』図40を改変・着色)

過去に展示した「今月の逸品」はこちらからご覧いただけます。